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東京のお盆
2023/07/06(木)
お盆休みで帰省して――となると一般的には8月を思い浮かべますが、東京や一部地域のお盆は、7月15日を中心に行われています。
読者の皆さまの中にも、7月にお盆の行事をするという方は少なくないことでしょう。
また、特に多摩地域では、7月末から8月上旬がお盆になっています。一口にお盆といっても、地域で日程がばらばらというのは面白いですね。
こうした日程のズレは、明治時代初期に実施された、旧暦から新暦への変更が影響しています。
もともと7月だったお盆をそのまま新暦に当てはめたのが東京などの地域、旧暦を採用し続けたのが多くの地域ということです。
新暦の7月は農村では忙しい時季だったため、1カ月遅れにせざるを得なかったようですね。
多摩地域の場合は養蚕が盛んだったので、その作業の合間で時間が取れる7月末から8月上旬をお盆としたようです。
■今年はにぎやかに
さて、今年もお盆がやってきます。
新暦・旧暦は各ご家庭で違うことでしょうが、いずれにせよ今年は、久しぶりに親族が集まり、お墓参りや食事を囲んでのお盆となりそうです。
お身内が集まる仏事の場では、ぜひ気軽に「私の場合は~」と切り出してみてください。
いざという時のことは話題にしにくいものですが、一度家族で話しておくと、スムーズに進みます。
納得できるお別れのためには大切なことですよ。
「何から話せばいいか分からない」という方は、お気軽に当社までご相談ください。ご相談は予約制です。