安心価格のやすらぎ葬儀

御棺を閉める瞬間は、文字通りの最後のお別れの時です。大切な方に向けて、そのときにできる最大限の何かをしたいものですよね。

そんな思いから、大半の方が、御棺にお別れの品をお納めになっています。

よくあるのは、お手紙です。お孫さまからのお便りもよく見かけます。

また、闘病が長かった方なのでしょうか。羊羹などのお菓子を入れる方も多いです。

お酒が好きな方なのか、お酒を入れる方もいますが、ビン・缶はNGなので注意が必要です。見かけた場合は、私たちも声を掛けさせていただいています。仕方なしに、その場で缶を開け、少し唇を濡らして差し上げる場面にもよく出会います。

お酒の場合は、小さな紙パックなら御棺に入れられますので、ご希望の方はあらかじめ紙パックでご用意ください。

御棺は最終的に燃やされますから、入れられるものは燃えるものに限ります。せっかく用意したのに直前で「それは入れられません」となったら残念ですから、事前によく考えて準備しておきたいですね。

なお、これは迷信のようなものですが、ご自身が写ったお写真を入れるのは避けたほうがよいと思います。ご家族の集合写真を納めようとされる方は多いのですが、「連れていかれる」ともいわれます。どうしても入れたい場合は、写っている方々の承諾を得るようにしましょう。

最後に、現場に携わる者として一言。

最後の最後のお別れの場ですから「絶対入れてあげたい！」というお気持ちはよく分かるのですが、NGのものがあった場合は、必ずその場の葬儀スタッフの判断に従ってください。

できれば、ご葬儀の前にお尋ねいただけると、私たちも対応しやすいです。