トップページ > 施行実例&お知らせ一覧 > 香典泥棒に気を付けて!
香典泥棒に気を付けて!
2023/03/21(火)
今回は、現場に携わる立場から、ご葬儀で注意したい香典の管理についてご案内します。
「香典泥棒」の言葉はだれでも知っていますよね!?
この言葉が示す通り、実は香典が抜き取られるというのは実はそれほど珍しくないのです。
ごっそり丸ごと取られるケースもありますし、1~3人分程度の、すぐには気づかないような盗難もあります。
疑いの目で語ることはとても残念なのですが、現実問題として、香典の受付を頼んだ人がこっそり取っていた――ということもときどき見られます。
現場に携わる身としては、香典の受付は、できれば親族、それが難しければ本当に信用できる友人に頼むことをお勧めします。
そして、受付担当者は少人数にし、その場には気軽に入れないような工夫(香典をまとめる箱の周りは机で囲っておくなど)をしていただきたいですね。
また、香典の袋を開けるのは、喪主同席で行うのが理想です。
これもまた驚くべき現実なのですが、袋に「3万円」と記載しておきながら、中身が入っていなかった――というケースもたびたび見られます。
これは悪意からではなく、本当に単純ミスで、お金を入れるのを忘れる方がいるのですね。
そういうときに、受付担当者は無用な疑いを招くことになってしまいます。
ですから、香典は受け取ったまますぐに指定の箱に収め、後で喪主と一緒に開けて、計算・記録をしていくといいですよ。
その際に照合できるように、受付時に弔問者の名前と香典の有無を記録しておくこともお勧めします。
そうはいっても、ごちゃごちゃとしやすいのがご葬儀ですが……。
香典は弔問者のお悔やみの気持ちです。お気持ちを預かるという心構えで、慎重に向き合いたいものですね。